サワディー、カー!
日タイの通訳&観光ガイドのジャンです。
今回は大理石をふんだんに使ったワット・ベンチャマボピットを紹介します!
ヨーロッパの影響を受けた珍しい寺院なので、ぜひ見に来てください。
ワット・ベンチャマボピット
ラマ5世の時代、1899年に建立された寺院で「大理石寺院」として知られています。
正式名称は、ワット・ベンチャマボーピット・ドゥシットワナーラームと言いまして、大理石はイタリア産です。
大理石寺院の別名とおり、屋根以外のほとんどの建材に、イタリア産の青白い大理石を使用されています。
さらに屋根にはオレンジ色の瓦が敷き詰められ、ステンドグラスの窓ガラス・・・というにように文字だけ読むと、なんだかシチリア島の港町をイメージしてしまいますが、それもそのはず!
ここはラマ5世がイタリアの建築家「エルキュール・マンフレッディ」に作らせたからです。
仏教的なステンドグラス。
キリスト教のそれとは雰囲気が違う。
建物内から見るとこんな感じ。
ヨーロッパのカラフルなステンドグラスとは一線を画すブッダテイスト。
こちらはご本尊。
ラマ5世は大変お気に入りだったようで、亡骸がここに安置されて眠っています。
さまざまな青銅の仏像があります。
柱を見てください。
マーブル模様の大理石があしらわれているのがわかります。
奥のエリアは直射日光を浴びて、青白く光っています。
ゴールドの装飾と大理石の組み合わせがとても良いです!
ちょっと寄ってみてーー!
と声をかけてくれそうなお坊さん(笑)
ワット・ベンチャマボピットの場所
王宮エリアに近いのでワット・プラケオやワット・ポーに来たついでに、どこか寄ろうかしら?
という人にはぴったりのスポットですね。
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