キックボクシングの元祖
それがムエタイです。タイの国技でもあり、学校の教育カリキュラムにも取り入れられています。
とは言え、タイ人男性全員がムエタイをできるのかと言われればさにあらず。
日本で言う「柔道の位置づけ」と考えてもらえれば理解できるでしょう。
国技ですが全員が技を会得しているわけでもないですから。
控え室でバンテージを巻いてます。
普通はここには入れませんが、今日は入れます。
それはこのムエタイボクサーが日本のお友達の息子さんだから^^
リングネームはSHIRO
今からリングに上がる様子。会場はフィーバー。
顔つきが変わりました。
キックでダウンを奪う!
WIN!
息子さんの完勝です。
タイのムエタイ事情
タイはギャンブルの敷居が低いです。
そしてムエタイはギャンブルの中で、もっともポピュラーなものがムエタイです。
もちろん純粋なスポーツとして見る人も多いですが、
博打の対象と見ている人も多いので、試合の盛り上がりも段違いです。
ですので八百長やイカサマやが見つかれば、ムエタイボクサーはタイで生きてけません。
またムエタイボクサーは、貧困層の子が多いです。
(息子さんは、日本人の一般家庭の子ですが)
一攫千金を狙うべく鍛えるので、プロ意識が非常に高い。
ムエタイでお金を稼ぐというのは、
アメリカンドリームならぬタイドリームそのものなのです。
「勝って故郷に錦を飾る」
と言う言葉がありますが、まさしくムエタイボクサーはそのような意識で昼夜問わず練習しています。
この辺の意識は昭和世代の日本人ボクサーに似てるかもしれませんね。
日本のボクシング(キックボクシングも含めて)人気がイマイチなのは、
人気を下支えするギャンブル性、
格差社会のハングリー精神、
がないからなのかも^^;
こんな豆知識や裏事情を頭に入れてムエタイを見ると、
さらにエキサイトできると思います。
なお入場席料は違いますが、
この日のリングサイドは1席で2,000thb
さすがに高いですね^^;
出場選手にもよりますが、普段はもっと安く入れます。
ルンピニースタジアムの場所
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