1957年公開の英・米合作映画のタイトル「戦場にかける橋」で、アカデミー賞受賞作品の舞台となった橋。
それがここクウェー川鉄橋です。
撮影当時の雰囲気が色濃く残っており、ある種の郷愁を感じます。
映画を知るのは日本人だけでなく、欧米人も多いため、人気のある観光スポットです。
橋を渡ることもできます。
観光に対しては寛大なところがタイの魅力ですね。
泰緬鉄道
戦場にかける橋を渡る鉄道です。
泰(タイ)と緬(ミャンマー)を繋ぐ列車。
タムクラセー駅からクウェー川鉄橋駅までコトコト1時間。
岩肌を縫うように走ります。
高所恐怖症の人は下を見ないように。
しかし欧米人にとっては、
捕虜で連れられて、過酷な労働を強いられる!
との噂から、死の鉄道(Death Railway)とも言われています。
そして実際にDeath Railway Museumが存在します。
視点の違いによって、この列車に思いをはせる感情も違うのですね。
JEATH戦争博物館
JEATHは、Japanese(日本)、English(イギリス)、Australian(オーストラリア)、American(アメリカ)、Thai(タイ)、Holland(オランダ)の頭文字。
戦争には多くの国と人々が関わっているのですね。
当時の爆弾も・・・生々しい。
カンチャナブリー連合軍共同墓地
欧米人の捕虜、6,982名の墓石が並んでいます。
気のせい?
ここだけはいつも空気が違う。
戦場にかける橋の場所
戦場にかける橋=クウェー川鉄橋を中心に上記のスポットを巡るのが定番です。
バンコクからタクシーに乗って3時間くらいで橋に到着しますが、お勧めのルートはこの橋を一旦通り越し、その先にあるタムクラセー駅周辺の街で降ります。
そこで昼食を取り、13:30くらい出発する泰緬鉄道に乗車して、クウェー川鉄橋駅で下車するのが適切でしょう。
そこから周辺を巡りバンコクへ帰るほうが楽だと思います。
楽と言っても片道3時間コースなので、実際は疲れますけれど^^;
そういう場合、この付近にエラワンの滝がありますので、そこで休体を休めれば帰りの3時間も気にならなくなるかもしれませんね。
映画「戦場にかける橋」のロケ地巡りは通訳&観光ガイドのJPNGタイランドにおまかせください!