サワディー、カップ! Masaです。
ガイド派遣事業のあるある話で、
「良いホテルを紹介してほしい!」
というお客様がけっこういらっしゃいます。
ありがとうございます。
でも基本的にホテルは紹介しないです。ごめんなさい^^;
ホテル予約サイトのほうが私たちより安く提供できますし、
そもそもホテルの良し悪しは個人の価値観によって決まるので、良かれと思って紹介しても不満が出たりしますので・・・
というのが紹介しない理由です。
その代わりと言ってはなんですが
失敗しないホテルの選び方を「価格、立地、食事」の3要素で解説します。
番外編として「コスパ最強」の選び方も伝授。
ホテルをまだ決めてない方、参考にしてくださいね^^
頭に入れておきたい前提条件
バンコクは
・物価が1/3
・人数が増えても部屋の価格は変わらない
・渋滞が凄い
これらをまず前提条件として頭に入れてください。
それでは早速、説明していきましょう!
価格で探す
注意するポイントは2つ!
①3,500円以上のホテルを使う。
②日本で普段使うホテルの1/2の価格帯を狙う。
①例
1人でいつも、5,000円のビジネスホテルに泊まるタイプ。
↓
ホテル予約サイトで、総額 3,500円以上のホテルを選びましょう!
きっといつもより少し良いグレードのホテルに泊まれるはずです。
なぜ満足するのか?
・バンコクで3,500円のホテルは、日本で10,000円くらいのグレードだから。
②例
夫婦でいつも、1部屋合計 30,000円のホテル泊まる。
↓
ホテル予約サイトでその1/2の価格、つまり総額15,000円のホテルを選びましょう!
なぜ満足するのか?
・バンコクで15,000円のホテルは、日本で45,000円くらいのグレードだから。
・ゴージャス感がぜんぜん違って見えるでしょう。
逆に失敗率が高い価格帯は、3,000円以下のホテル。
施設が古く、スタッフもやる気なしモードが多いので、なるべく避けたいホテルです。
立地で探す
注意するポイントは3つ!
①交通アクセス
②リゾート気分を味わう
③老舗ホテル、もしくは、有名な建物が近くにある
①交通アクセスが良いのは
〇スクンビット駅(アソーク駅)の付近
〇シーロム駅(サラディーン駅)の付近
〇サイアム駅の付近
この3つの駅は、2つの電車の路線がクロスしています。
バンコクはタクシーが安いので、電車なんて使わない!
という意見もありますが、バンコク駐在員なら絶対、電車を使います(笑)
なぜなら通勤時間の朝8~10時、夜5時~10時は、完全に渋滞するからです。
ホテルに帰るとき、
「電車で帰れる選択肢」
を持つことは、渋滞ストレスから皆さんを解放するでしょう。
さらに言えば、タクシー運転手は日本人だとわかると、ボッタクリ価格で料金交渉に持ち込みます。
正規メーター運賃で乗るための交渉がとにかく煩わしいというのも理由の1つ(+_+)
※補足
〇マッカサン駅も電車がクロスしてますが、これは空港直結の電車、エアポートレールリンクとの交差なので、見た目ほどアクセスは良くありません。ご注意ください。
②リゾート気分を味わうならチャオプラヤー川のリバービューを楽しめる
〇サトーンエリア
あるいはチャオプラヤー川より東側エリア
サトーンは高級ホテルが立ち並ぶ世界屈指のリゾートホテルエリア。
交通ではサパーンタクシン駅と船着き場のサトーンピアがあります。
船を使って王宮エリアやワットポーに行けるのも良い点です。
1つ注意したいのが、川より東エリアであること。
なぜなら渋滞が発生したとき、この川を渡る橋がボトルネック!つまり渋滞の元凶だからです。
サトーンのように駅があるならば良いですが、駅が無いと厳しい目に合うかもしれません。
③老舗ホテル、もしくは、近くに駅や有名な建物がある
これは単純にタクシーでホテルに向かうとき、老舗ホテル(もしくは駅、有名な建物、大通りに面する)だと、ドライバーが理解しやすいから。
例えばシーロムエリアなら
「ナライホテル、タワナホテル、クラウンプラザホテル」
が老舗(誰でも知ってる)ホテルです。
また有名な大通りに面している立地も良いです。
シーロム通りに面しているならシーロムロードと指示すれば、その付近まで間違いなく乗っけてもらえます。
逆に困るのが、意外と使えない有名ホテルグループ。
マリオットやヒルトンなどは超有名ホテルですが、実はバンコクに複数あります。
間違って別のマリオットに連れていかれるということもしばしば。
ちなみにバンコクのタクシーにはナビが付いてません。完全にドライバーの土地勘まかせ^^;
老舗でもなく有名でもない場合は、ホテル地図をプリントしてドライバーに見せるか、自分のスマホからMAP検索でホテルを見つけて、それをドライバーに見せるのが賢明です。
食事で探す
食事が美味しいホテルを探すコツですが、
ホテル予約サイトで、まずは素泊まりの料金を確認します。
その説明文に朝食オプション〇〇バーツと書いてあります。
この朝食価格が400バーツを超えていれば、日本人も満足させる種類豊富な朝食ビュッフェでしょう。
400バーツ=1,200円とすれば、物価換算で3,600円の朝食となります。
日本のホテルで朝食ビュッフェが3,000円を超えるところなら、間違いなく美味しいレストランですよね。
これと全く同じ理論がバンコクのホテルにも当てはまります。
その目安として、朝食400バーツ=美味しい。
ということ。
そして朝食が美味しいなら、ディナーだって間違いなく美味しいです。
ちなみにペアで泊まる人は朝食込みプランがお勧めです。
なぜなら部屋の料金と同様、朝食も1人でも2人でも同額ですから。
実際のホテルのプランをご覧ください。
素泊まりの価格 4,625円(朝食オプション550tb)
朝食付きの価格 5,218円
こんな値付けのホテルを見かけました。
素泊まりと朝食付きの差額は593円
実際の朝食は日本で3,000円クラスの朝食ビュッフェx2名
つまり593円多く支払うと、2名分で6,000相当の朝食ビュッフェが付くんです!
かなりお得ですね!
番外編、コスパ最強の選び方
お金をかけたくないけど、リゾート気分は味わいたい!
そんなイイトコ取りのホテル選びを紹介します。
それはバンコクの中心部から離れた場所にある郊外型プール付きホテル。
価格は4000円未満でも「四つ星ホテル」のプール付きがあります。
なぜこのようなホテルがコスパ最強なのでしょうか?
理論的に説明しますと
・田舎なので土地が安く、庭園やプールを作りやすい。
・郊外なのでアクセスが弱く、高値をつけられない。
こんな感じで、
広大な土地と低価格戦略が合わさり、コストパフォーマンスが高くなります。
でもそこからバンコク市街を往復するには交通が不便なのでは!?渋滞も心配!!
確かにその通りです。
しかし私の見立てでは、郊外型ホテルでもタクシーで40分、片道200バーツで都心部にアクセスできます。
200バーツは日本円で650~700円くらい。
日本で言えば1メーターの運賃です。
もちろん渋滞につかまる危険性は大です。しかし渋滞時間をさければ問題ないですし、渋滞の時間帯は電車で最寄り駅まで移動し、駅からホテルまでタクシー移動にすれば、すんなり行くでしょう。
一旦郊外に抜ければ渋滞も緩和され、タクシーもスイスイと走ってくれます!
コスパ最強には、苦痛にならない程度のデメリットを受け入れる必要があります。
これを見て、バンコクのホテル選びが楽になると嬉しいです!