サワディー、カー!
女性タイ語通訳士&観光ガイドのジャンです。
今回は、
タイで1番有名で、1番美味しいと評判のワイナリーにやってきました。
PBバレー・カオヤイ・ワイナリー
バンコクから車で3時間(^^;
ここPBバレー・カオヤイ・ワイナリーは、1998年にできたタイ初の国産ワインメーカーです。
会社名の先頭にあるPBは、創業者ピヤ・ピロムパクディーさんのイニシャルを受けたもの。
ちなみにこの人はシンハービールの創業者一族の人です。
ですから酒作りについても大変な見識を持っておられたとのこと。
一般的にワインは温度管理が厳しく高温で放置するとワインの酸化が早まり、傷みやすいですよね。
ですから比較的気候が穏やかなカオヤイ(この辺の平均気温は20度程度)を製造拠点にしましたが、品質を担保できない輸送ルートだったため、品質管理は大変だったようです。
輸送の改善が進んだおかげで安定出荷ができるようになりました。
創業が1998年と比較的若いのはそのような輸送・流通の都合と、ワインを好む欧米人の観光流入、つまりタイ国内でのワイン消費が増えたことタイミングと同期しています。
2006年には「Pirom」、「Sawasdee」というブランドで勝負し、イタリアやオーストラリアなど欧米のワイン品評会で賞を取りました。
このワイナリーは標高300mに位置した高原地帯にあります!
日本のワイナリー集積地、甲府と似た標高レベルです。
詳しくはわかりませんが、きっとこれくらいの標高がぶどうの育成や醸造に最適な気候になるのでしょうね!
ワインが飲めない人もマイペンライ(大丈夫)
濃厚な100%ぶどうジュースがあります。
ワイン用に栽培したぶどうを使っているとのことで、
「渋みの中にコクがあるジュース!」
と日本人のお客様から良い評判を聞いてます。
その・・・コクってなんですか!?
タイ人には難しい表現ですね。
果汁が濃いという意味であれば、確かにその通りです。
飲みすぎ注意、テイスティング
観光ガイドで来てるので舐める程度ですが、私もテイスティング。
んー、アローイマク(大変美味しい)
ぶどう畑でセルフ写メ。実が大きくて、ひとふさがずっしり重いです。
PBバレー・カオヤイ・ワイナリーの場所
バンコクからクルマで3時間。
レンタサイクルもあるので、お時間かあるようならカオヤイ国立公園を周遊するのも良いですね。
ナコーンラーチャシーマーのワイナリーに行くなら通訳&観光ガイドのJPNGタイランドにおまかせください!