ワットムアン寺院の巨大仏像
タイ人にとって定番の人気観光スポット。
仏教の国タイ、宗教心も強いので当たり前と言えば当たり前の話です。
14世紀~18世紀に栄えたアユタヤ王朝時代からあったとのことですが、ビルマ(現ミャンマ)軍により破壊されてしまいました。
その後1986年にルアンポー・カセームという住職がワットムアン寺院を再建し、16年の長い歳月をかけてこの巨大仏像を完成させました。
とにかくそのスケールの大きさは必見で、
高さ、95メートル、
横幅、63メートル。
どれくらい大きいのか比較すると、奈良の大仏が高さ15メートル、台座の高さを含めても18mです。
つまり5倍以上の大きさとイメージしてもらえれば、その大きさが尋常でないことが分かるでしょう。
垂れ下がる黄金の手は爪だけで1m以上あり、その巨大さは一層浮き彫りなります。
仏像の周りをぐるりと周回することもできますので、後ろ姿も拝見できます。
ここに訪れる人の多くが、この爪先で記念撮影しています。
デガイ!ひたすらデカイです!!
これは約3km先のタクシーからワットムアン寺院を撮影したもの。
同乗のお客様から近づくにつれて
ウォーーー!
すんげ~~~!
悲鳴とも感嘆ともとれる声を聞くと旅行ガイド冥利につきますね(笑)
ちなみにワットムアン寺院は通称、地獄寺とも呼ばれています。
地獄再現した人形が寺院の敷地に並べられているからです。
ゲゲゲの鬼太郎みたいでどことなく可愛いです(笑)
日本人が想像する地獄絵図とはだいぶ違う感じです。
しかしいつも思いますが、日本の仏像仏具はどれも怖いです。
「仏頂面」と言うことわざもあるくらい。
それに比べるとタイの仏像は垂れ目でぱっちり目の表情が多いです。
微笑みの国タイランドに仏頂面な仏像は似合いませんね。
ワットムアン寺院の場所
ワットムアンはアーントーン県にあり、日本人観光客に人気のアユタヤ遺跡からタクシーで40分くらい北上したところです。
パッケージツアーでは除外されてしまう確率も高く、実にもったいない観光スポット。
旅行ガイドの当社としては、もう少し足を延ばせば良いのに!
と常々思っています。
アーントーンのワットムアン寺院に行きたいなら通訳&観光ガイドのJPNGタイランドにおまかせください!