サワディー、カー!Momoです。
タイの国花ってどんなお花か、ご存じですか?ちょうど見頃を迎えているこのお花、ご紹介させてもらいますね。
「っていうか、そういえば日本の国花って…?」と思いました?思いましたよね?私は思いました!笑
多分アレかなと思っていた通り、春の代名詞「桜」です。
そしてもうひとつ、「菊」も国花なんですって。あ、確かにパスポートの表紙!!(余談でした)
「ゴールデンシャワー」
「ゴールデンシャワー」と呼ばれているこの鮮やかな花、
タイ語では「ラーチャプルック(王の樹)」で、元々の名は「ドーク・クーン」。
鮮やかな黄色い花びらが美しいこの花は、タイ国民に広く親しまれています。
垂れ下がる様子は日本の「藤の花」によく似ていますが、
藤色と異なりとっても鮮やかな色なので印象はずいぶん違いますね~
成長すると高さ10mほどになるので、並木道などは圧巻。
真下に立って見上げると、天から黄金のシャワーが降り注ぐようで本当に素敵です。
国花になった理由
この花が「国花」になった理由は、その色に大きな理由があります。
タイ国民が熱心に信仰する仏教では、黄色はとっても重要な色。
そして国民にとても慕われ敬愛された、前国王ラマ9世は月曜日生まれ。そう、タイでは月曜日の色は黄色!
黄色は王室を象徴する色でもあります。
鮮やかな黄色い花をつけるこの美しい植物は、タイ全土で植樹できることもあり、とても親しまれ愛されました。
そのような経緯で2009年に正式に、タイの国花に定められたようです。
満開の時期
暑期の今がちょうど見頃!
タイのお正月である「ソンクラーン」のこの時期に満開を迎えます。
日本の国花である桜の満開と時期が同じ・・・なんだか縁を感じます。
ちなみにこのゴールデンシャワーも、開花時期は葉がつきません。そんなところも桜と同じですね。
街のあちこちで見られ、国民にとても親しまれているのも共通点。
ジャンさんが撮ってくれた、この時期のバンコクの様子をご紹介します。
ラーチャプルック花街道
バンコクから東北地方に通じる道は「ラーチャブルック花街道」と言われ、地元の人々は「ドーク・クーン通り」と呼びます。
約3kmに渡りこのゴールデンシャワー(ラーチャプルック)が約400本植えられています。満開の時期は圧巻の景色!
タイのお正月と国花を同時に楽しめる、この時期の訪タイもとってもおススメ!
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